フォークリフと運転手には技能講習(最大荷重1トン以上)や特別教育が必要になります。また、フォークリフトは『車両系荷役運搬機械等』に含まれるため『作業計画』の作成が必要です。
『作業指揮者の選任』に就いて、安衛則第151条の4において「車両系荷役運搬機械等を用いて作業を行うときは、当該作業の指揮者を定め、その者に作業計画に基づき作業の指揮を行わせなければならない』となっています。
しかし、通達(昭53・2・10 基発第78号)では、単独でフォークリフト作業を行う場合は、作業指揮者を選任しなくてもよく。また、床面からの高さが2m以上のはいのはい付け、はい崩しの作業を行うときは、はい作業主任者を選任しなければなりませんが、この者が作業指揮者をあわせて行える場合は、作業指揮者を兼ねることがあります。
「車輌系建設機械」に関するよくある質問
- ドラッグショベルの移送作業を行う安全面のポイントは
- フォークリフト作業には必ず作業指揮者が必要か
- フォークリフトのツメにかごを設置して作業者を乗せて昇降させてもよいか
- 貨物自動車の荷台に搭乗し移動することは禁止なのか
- 貨物自動車からの荷の積み卸し作業で昇降設備を設けなければならない要件は
- フォークリフトの作業計画とは
- フォークリフト始業前の具体的な点検項目は
- フォークリフトから運転者が離れる場合にとる措置
- ドラッグショベルによる荷のつり上げ、法的に問題はないか
- 掘削溝内での作業で土止め用機材を使用できるか
- 車両系建設機械の積み下ろし作業で転落防止措置のポイントは
- ドラックショベルを使う作業で誘導者の配置義務はあるのか