安衛則第151条の14により、主たる用途外の使用の制限を定めています。
つまり、主たる用途以外の用途としての『荷のつり上げ』や『労働者の昇降』などを禁止しています。しかし、『労働者に危険を及ぼすおそれのないときは、この限りでない』とあります。
通達(昭53・2・10 基発第78号)で、『労働者に危険を及ぼすおそれのないときとは、フォークリフト等の転倒のおそれがない場合で、パレット等の周囲に十分な高さの手すり若しくはわく等を設け、かつ、パレット等をフォークに固定すること又は労働者に命綱を使用させること等の措置を講じたとき』としています。
「車輌系建設機械」に関するよくある質問
- ドラッグショベルの移送作業を行う安全面のポイントは
- フォークリフト作業には必ず作業指揮者が必要か
- フォークリフトのツメにかごを設置して作業者を乗せて昇降させてもよいか
- 貨物自動車の荷台に搭乗し移動することは禁止なのか
- 貨物自動車からの荷の積み卸し作業で昇降設備を設けなければならない要件は
- フォークリフトの作業計画とは
- フォークリフト始業前の具体的な点検項目は
- フォークリフトから運転者が離れる場合にとる措置
- ドラッグショベルによる荷のつり上げ、法的に問題はないか
- 掘削溝内での作業で土止め用機材を使用できるか
- 車両系建設機械の積み下ろし作業で転落防止措置のポイントは
- ドラックショベルを使う作業で誘導者の配置義務はあるのか